スマホの月々の支払い金額を見ていつも高いなあと思ってしまう筆者です。
もう少し安くならないかと色々と調べていると、docomoのプランでオトクそうな「docomo with」というものがあったので注目してみました。
本当にオトクなのか、徹底検証してみましょう!
プランについて
このプランの最大の特徴はdocomoが指定した対象スマホを購入すると、月々の利用料金から毎月1500円がプランを継続している限りずっと割引するというものです。
※docomoのサイトより引用
長期的にdocomoを継続&同じスマホを数年間使う人にはお得になるように設定されています。
対象のスマホ
対象スマホですが、この記事の執筆時点では以下が対象となってます。
スペック的にはミドルクラスのスマホが多い印象です。
2018年9月から「iPhone 6s」が対象機種に追加さたので、選択肢が増えました。
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料金をシミュレーション
今回は対象機種の1つであるアローズ(arrows Be F-04K)で実際に月々の料金をシミュレーションしてみましょう!
シミュレーションはdocomoの公式サイトから行います。
前提条件は3人家族で新規加入の場合を想定します。
また、本体一括購入と本体分割購入(24分割)の2パターンで計算を行い、パケット容量は5GBとし、スマホ本体は3万円代のものを購入すると仮定します。
○本体一括購入 パターン
・本体一括購入 親回線(新規契約)
本体代金:33,696円×3人分=101,088円(arrows Be F-04K)
カケホーダイプラン:2,916円/月
ベーシックパック(5GBまで):5,400円/月
インターネット接続サービス:324円/月
docomo with:-1,620円/月
合計:7,020円/月
・本体一括購入 子回線(新規契約)
本体代金:33,696円×3人分=101,088円(arrows Be F-04K)
カケホーダイプラン:2,916円/月
シェアオプション:540円/月
インターネット接続サービス:324円/月
docomo with:-1,620円/月
合計:2,160円/月×2人分=4,320円
○本体分割購入(24分割)パターン
・本体分割購入 親回線(新規契約)
arrows Be F-04K:1,404円/月(全24回)
カケホーダイプラン:2,916円/月
ベーシックパック(5GBまで)):5,400円/月
インターネット接続サービス:324円/月
docomo with:-1,620円/月
合計:8,424円/月
・本体分割購入 子回線(新規契約)
arrows Be F-04K:1,404円/月(全24回)
カケホーダイプラン:2,916円/月
シェアオプション:540円/月
インターネット接続サービス:324円/月
docomo with:-1,620円/月
合計:3,564円/月×2人分=7,128円
本体一括購入すると3人で本体代金は別途101,088円と月額料金が合計11,340円です。
分割購入すると3人で月額料金が合計15,552円となります。
なお、本体を一括購入した場合と分割購入(24分割)にした場合での本体代金込みの料金合計は変わりません。
既存プランとの比較
既存プランに存在する月々サポート(端末割引)は24回(2年)で終了してしまいます。
しかし、docomo withであればプランの提供が廃止にならない限り、年数関係なくずっと月々1,500円の割引が適用されます。
ここが既存のプランとの大きく異なる点です。
格安SIMの料金プランと比較
安くて話題となっている格安SIMの料金プランと比較してみましょう。
今回はマイネオの料金プランでシミュレーションしてみます。
前提条件はdocomoと近いもので計算します。また、マイネオには親回線と子回線の概念がないのでそのまま計算します。
・本体一括購入(新規契約)
AQUOS sense lite SH-M05:33,000円×3人分=99,000円
契約事務手数料:3,000円
SIMカード発行料:341円
ドコモプランDプラン(データ通信&音声通話 6GB):2,280円/月
合計:2,280円×3人分=6,840円/月
・本体分割購入(新規契約)
AQUOS sense lite SH-M05:1,375円/月
契約事務手数料:3,000円
SIMカード発行料:341円
ドコモプランDプラン(データ通信&音声通話 6GB):2,280円/月
合計:2,280円/月+1,375円/月×3人分=10,965円
本体一括購入すると3人で本体代金は別途99,000円と月額料金が合計6,840円です。
分割購入すると3人で月額料金が合計10,965円となります。
さすが格安SIMということで、docomoのプランよりもだいぶ安くなっていますね。
検証結果
ここまで様々な条件と比較してみました。
検証結果は以下の通りです。
・docomo既存プランと比較した結果
既存プランの場合は月々サポートが2年間月額料金から割引されるが2年間だけなので、2年後を見据えるとdocomo withの方が年数の定めがなくずっと1,500円割引されるのでオトクである。
・格安SIMと比較した結果
格安SIMの料金プランの方がオトクになっている。
まとめ&感想
ネットの記事などでは格安SIMを意識して新設されたプランと情報がありました。
しかし、実際に検証してみるとそこまでdocomo withがオトクではない事もわかりました。
既存プランを契約していて、2年が経過し、月々サポートが切れた状況であればdocomo withにする事によってオトクに利用できると思います。
docomoの子回線の料金体系だけを見ると、格安SIMよりも安く見えますが、親回線を含めると結果として総額は高くなります。
以上、今回はdocomo withがホントにオトクなのかを検証する記事でした!
皆さんの参考になれば幸いです。
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